――なかでも印象的だったところというと?
茅野
やっぱり、お母さんとのメールのやり取りのあたりとか。原作では描かれていなかった部分まで描かれていたので、そのあたりは印象的でしたね。あとはカミムラ先生とのやりとりもそう。たぶん第1話を観てくださってた方は、「ああ、あの人がここに」って思っていただけたんじゃないかな、と思います。
――今回、アフレコに臨まれてみて、彼女に対する印象も変わりましたか?
茅野
事前に原作を読んでいたので、それほどイメージは変わっていないといえば、変わっていないんですけど……。ただ、こういうシリアスな語りは初めてで。ゆきちゃんたちに対して、めぐねえが何を考えているのか、心情を語る場面も多かったですからね。「ああ、彼女はこういうふうに考えて行動していたんだな」というのがわかったというのはあります。そういえば、くるみちゃんの恋愛相談にも驚きました(笑)。
水瀬
あそこも原作にはない場面ですよね。