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第8話「しょうらい」アフレコ終了後
りーさん役 M・A・Oさん、みーくん役 高橋李依さんインタビュー公開!

――第8話は、なにか大きな事件があるというより、じっくりと4人の姿が描かれたエピソードになりましたね。

M・A・O
嵐の前の静けさ、という気がしました。

高橋
ああ、確かに! 今回は全体を通して、すごく静かでした。

M・A・O
今回、りーさんとみーくんがしっかり会話を交わすシーンがあったんですが……。

――2人きりで正面から話し合うのは……。

M・A・O
これだけじっくりと会話をしたのは、たぶん初めてです。しかも2人とも、それほどはしゃぐタイプではないと思うので、すごくしっとりとマジメな感じになりました。

高橋
やっぱり、空気が静かになりました(笑)。まさかあれだけしっとりと、2人での掛け合いが続くとは思っていなかったので、台本を読んだときはびっくりしました。あと実際に演じてみると、意外とりーさんはみーくんに不安に思っていることだったり、自分の過去を話してくれるんだな、と思いました。なんというか、みーくん自身は後から(学園生活部に)入ってきた「後輩」というポジションなんですけど、そこからひとつ壁を乗り越えたのかな? と。「この子になら話してもいい」という信頼関係が、2人の間には築かれていたのかな、と思いましたね。

M・A・O
あと印象的だったのは、みーくんが学校の設備について話す場面ですね。あまりに設備が整いすぎていて「これは……」と悩んでいると、りーさんが「自分もそう思っていた」と話す。アフレコ用のV(ビデオ)チェックでその場面を観ていたとき、ふと、めぐねえがゆきを抱きしめながら「これから学園生活部のみんなで楽しく生活するのよ」と話していた場面が蘇ってきて。

――なるほど。


M・A・O
みーくんに対して、めぐねえのように振る舞えるようになっているというか、少しあの場面がフラッシュバックしたんです。

――あと今回は、回想シーンですけど、めぐねえとりーさんの会話がありましたね。

M・A・O
はい。やっとめぐねえと会話ができました(笑)。

高橋
あれ? 今まではまったくなかったんでしたっけ?

M・A・O
しっかりめぐねえと2人で話したのは、今回が初めてですね。あの場面を観ていて、相手がめぐねえじゃなければ、りーさんも学園生活部を提案することがなかったんだろうな、と思いました。めぐねえには、周囲を優しく包み込むような雰囲気があって、この2人は波長が合うんだろうな、と思いながら演じさせていただきました。

――もう一方のみーくんにとっても、初めてめぐねえの存在に触れ合うことになる。そういうエピソードだったのかな、と思うのですが……。

高橋
そうですね、ちゃんと触れ合えたというか。「本当にここにいた人なんだな」「自分にも関係していることなんだな」と、初めて実感できた回だったのかな、と思います。

M・A・O
りーさんとみーくんはきっと、2人で夜な夜な、自分たちを取り囲んでいる現実について、話していたりするんじゃないかと思っていたんです。それが今回、はっきりシーンとして描いていただけたので「よかった! 間違ってなかった!」と(笑)。やっぱり2人はそういうことなんだよね、と思いました。

高橋
やっと言葉に出せた感じがありますね。

M・A・O
将来の話をするときも、2人で窓の外を見て「まずはここから出ないといけないよね」と話す。この2人はそういう意思の疎通ができているんだな、と思いましたね。


――いよいよ「卒業」というキーワードも出てきましたし。

M・A・O
出てきましたね。

高橋
果たして、本当に「卒業」できるんですかね!?(笑)

――みーくんは過去の経験もあるので、「いつかはここも出て行かなければならない」という思いがありそうですよね。

高橋
きっとショッピングモールのときに、一度学んだんだろうなと思います。ただ、「卒業」に向けて、学園生活部のみんなの背中を押してくれるのは、きっとゆきちゃんだろうなとも思うんですよ。いくらみーくんが「行く!」と言っても、きっとみんなはついてきてくれないでしょうし。

――なるほど。劇中では今後の「進路」について頭を悩ませる場面がありましたが、お2人は「進路」で悩んだことはありますか?

高橋
ありました。私は今、こうして声優のお仕事をしてるんですけど、きっかけになったオーディションを受けたのが、高校3年生の夏なんです。高校3年の夏というと、進路を決めるタイミングじゃないですか。大学に進むのか、専門学校に行くのか。あとはもう大学に行かずに養成所に通うのか……。学業の道を捨てて、声優一本で行くのか。そこは結構、悩みましたね。しかも通っていたのがちゃんとした進学校だったので、普通に受験勉強もしていたんですよ。

――そこで一気に決断しなきゃいけなかったわけですね。

高橋
そうなんです。すっごく悩みましたけど、思い切りましたね。なんかこう、フラフラするより、一度決めて、ダメだったら戻ろう! というタイプなんです。とりあえずやってみよう! という。

M・A・O
かっこいい……。

高橋
いやいや!(笑) そんなM・A・Oちゃんはいかがですか?

M・A・O
どちらかというと、ずっとフラフラしていたほうなので(笑)

高橋
ええーっ!(笑)

M・A・O
東京に上京したいという気持ちと、専門学校でなにか免許を取って……という気持ちの間で、すごく揺れていた時期があるんです。とりあえずどちらにも行けるように勉強を頑張って……と思っていたんですが、そのときに母から「専門学校は、入ろうと思えばいつでも入れる。自分のいちばんやりたいことを一度頑張ってみたら?」「東京に行きたいなら行きなさい」と、背中を押してもらったんです。

――そんな経験があったんですね! 上京してやりたいことは、もう決まっていたんでしょうか?

M・A・O
お芝居をしたいという気持ちがずっとあったので、上京したら、そちらの道に進みたいと思っていました。……でも、いざとなると、今度は「お仕事がきちんと決まるまでは、上京は心配だからダメ」ということになって(笑)。
高橋 えーっ! そうだったんだ。

――あっ、M・A・Oさんは大阪出身なんですね。でも全然関西弁が出ないですね。

M・A・O
いえいえ、イントネーションが違うところが、いっぱいあるんです(笑)。

高橋
でも、普通に会話してても、大阪出身って全然気づかないですよ。私なんかもう、普通に話してても「埼玉でしょ?」と言われるのに(笑)。


――あはは(笑)。では最後に、今後の展開について、おふたりが気になるポイントを伺いますね。まずは高橋さんから。

高橋
やっぱり太郎丸ですね。太郎丸とみーくんの関係が、このまま終わってしまうのはすごくイヤで。まだちゃんと仲直りしていないので、どうにか最終話までに、2人の関係をもう一度、やり直したいなと思います。

M・A・O
私はそうですね……。今回の第8話で重大なことがわかってしまったんですけど、わかったからといって何ができるのか……。あとお話が進むにつれて、徐々にりーさんの導火線が短くなっているような印象があるんです(笑)。

高橋
わかる! きっとなってそうだなぁー(笑)。

M・A・O
とんでもない爆弾を抱えているような気配がありますよね。その爆弾がいつ爆発するのか、ドキドキしながらも少し楽しみにしています。

――確かに怒ったら一番怖そうなのは、りーさんですよね。

M・A・O
今までも冗談っぽく「ダメでしょ?」と怒る場面はあったんですけど、カッと怒るところまでは行ったことがないんです。でも、だんだん沸点が低くなってきているというか(笑)。例えば「どうして覚えてないの?」とか、今までであれば言わなかったであろうセリフが、少しずつこぼれてきているんですよね。そのあたりが、個人的には怖いけど、楽しみにしているところです。

高橋
「怖いけど楽しみ」って、すごくわかります。……怖いけど!(笑)




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